西村しのぶ
初めて読んだのは「SLIP」でした。
活字中毒だった頃、好きな作家、山田詠美さんのような作品でまんがはないのかと思っていた頃に出会いました。
たまたま「ダ・ヴィンチ」という雑誌で紹介されていたのを覚えていたようで、今はなき古本屋さんで購入しました。仕事をいっぱいしているのに大人になりきれていないような主人公に好感持ちました。
【作品について】 - 読んだ本
作品の数としては少ないのかもしれないので、大体読んでいます。初期は1984年〜1995年、最近のものを1996年〜2006年と分けると20年以上経つのですが、初期はバブル期、最近はシンプルライフという感じがします。西村さんのライフスタイルそのものが表れています。
サード・ガール
早く続きが読みたい作品です。でも内容が古すぎてどうなってしまうのでしょう。夜梨ちゃんがかわいいです。
一緒に遭難したいひと
女の子同士の生活がいいなと思ってしまいました。マキちゃんがほのぼのしています。
LINE
ショップオーナーで服を売るリツコと大学生の邦彦という設定。帽子を作ったりアクセサリーを作ったりという世界が親近感を覚えました。アトリエが汚いというところもああ、同じだ!と思いました。
アルコール
アルコールを飲めない女の子がバーテンダーという設定。主人公が操という名前で尻が軽い、野良猫は家に入れてはいけないなど、西村ワールドたっぷりです。
西村しのぶワールド
犬、猫
初期の絵はどちらかというと、猫顔でした。90年代半ばから犬顔になってきました。作品に出てくるペットも犬(まふまふ子犬ちゃん)が多かったのですが、「アルコール」で久しぶりに猫が出てきました。「RUSH」では子犬が欲しいといって子犬を盗んでいます。
髪の毛
とにかく長いです。男の子も長髪だし、女の子は赤毛の巻き髪が好きだと「RUSH」の住吉先生に言わせています。時代にそぐわない部分もあるかもしれませんが、それが西村ワールドです。
石鹸生活
「LINE」ではパックスナチュロンシャンプーを薦めています。髪のセットには椿油を薦めています。シーツは自宅で洗ってクリーニングやさんに出すなど、エコライフとも取れるシーンがたくさんあります。
日焼け
日焼けは機械ではなく外国で焼くことを薦めています。
身長
とにかくでかいです。たまに背の低いひよこちゃんやマキちゃんが出てくるとほっとします。
あとは、とにかくよく笑う、ごはんをしっかり食べる、荷物が軽い、赤ちゃんを見かけたらキスマークをつける、普段は黒い服ばかりだけど恋愛中はピンクの服、たくましいなどが西村しのぶワールドを連想させるキーワードです。とにかく背が高くてすらっとしてきれいな女の人が出てきて、お医者さんや御曹司とつきあうという私にはありえない設定なのに、犬や猫をかわいがったり、お米券をもらって喜ぶ姿に共感してしまいます。
石鹸生活は西村さんの作品によって知った人もたくさんいると思います。作品の登場人物は西村さんそのもので、人間味のあるところが魅力だと思います。